ミュージカル 映画の感想

ヴィクトル・ユーゴーの名作を映画化!『レ・ミゼラブル』(2012)【感想、あらすじ、ネタバレ】

2012年に公開された『レ・ミゼラブル』(2012)はアメリカ・イギリス合作のミュージカル映画。

2012年の映画版はヴィクトル・ユーゴーの傑作小説『レ・ミゼラブル』をベースにしたミュージカルをさらに映画化したものとなっています。

キャストには主人公、ジャン・バルジャン役のヒュー・ジャックマンをはじめ、ラッセル・クロウ、アン・ハサウェイ、エディ・レッドメインなど豪華俳優陣をキャスティング。

アカデミー賞で助演女優賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞、録音賞の3冠を受賞し、ゴールデングローブ賞では作品賞、主演男優賞、助演女優賞の3冠に輝きました!

壮大な音楽と力強いストーリーで描かれたミュージカル映画『レ・ミゼラブル』(2012)について、あらすじと感想、作品の魅力をネタバレを交えて紹介していきます!




『レ・ミゼラブル』(2012)の作品・キャスト情報

作品情報

タイトル:レ・ミゼラブル/Les Misérables
公開年:2012
上映時間:158分
ジャンル:ミュージカル

キャスト情報

監督:トム・フーパ―
主演:ヒュー・ジャックマン(ジャン・バルジャン)
その他出演:ラッセル・クロウ(ジャベール)
アン・ハサウェイ(ファンティーヌ)
エディ・レッドメイン(マリウス・ポンメルシー)
アマンダ・セイフライド(コゼット)
サマンサ・パークス(エポニーヌ)
サシャ・バロン・コーエン(テナルディエ)
ヘレナ・ボナム=カーター(テナルディエ夫人)
アーロン・トヴェイト(アンジョルラス)

『レ・ミゼラブル』(2012)のあらすじ

©︎Universal Studios

ジャン・バルジャンは、パンを盗んだ罪で19年間監獄で生きた後、仮出獄するが、誰にも相手にされず、生活苦に陥る。

そんな中、司教に救われるが、バルジャンはそこでまた盗みをしてしまう。

しかし、その罪を見逃した司教の愛に感心した彼は生まれ変わろうと決意。

過去を捨て、工場主となって成功し、マドレーヌ市長となるまでの人物になった。

一方、バルジャンの工場で働いていた女性ファンティーヌと出会い、彼女の愛娘コゼットを託されたバルジャンは、コゼットを愛し共に生きていくことになる。

『レ・ミゼラブル』(2012)の感想

©︎Universal Studios

最高のキャスティング

『レ・ミゼラブル』(2012)は最高のキャスティングでした。

原作を読んでから観てみると分かるのですが、どの登場人物もハマり役で小説の中の登場人物がそのまま出てきたかのような感じです。

『レ・ミゼラブル』の世界そのまま。

俳優の役作りも素晴らしかったです。

まず、ジャン・バルジャン役のヒュー・ジャックマン。

一番彼の役作りのすごさを感じたのが囚人時代のジャン・バルジャンです。

囚人のやつれた感じや世の中を憎むような顔つきなど、紳士的なマドレーヌ時代のジャン・バルジャンとはまるで別人。

よくここまで変われるなとハリウッド俳優のレベルの高さをひしひしと感じました。

他にも厳格な警部のジャベール、美しいファンティーヌとコゼット、革命に生きるマリウス、悪者のテナルディエ夫妻など演じた俳優陣。

素晴らしいキャラクターをつくりあげたキャストでした!

感動が押し寄せる結末

愛、革命、尊厳、希望、自由、勇気など多くのテーマで描かれた『レ・ミゼラブル』(2012)。

本作の結末では感動の波が押し寄せます。

多くのテーマで描かれた『レ・ミゼラブル』(2012)ですが、一番大きなテーマは“愛”です。

愛は与えられるものではなく、与えるもの。

それを強く感じる映画になっていました。

ジャン・バルジャンはコゼットを大いに愛し育て上げ、成長したコゼットはマリウスと出会って彼を愛し、そしてマリウスも彼女を愛した。

そんな愛し合う2人に看取られながらバルジャンは波乱万丈な生涯を終えます。

愛に生きる人生ほど素晴らしいものはない。

感動しながらそう思いました。

愛することは人間の根源的なものではありますが、それこそが人間として必要なことであり、大切なものなのではないでしょうか。

大切な人を心から愛し、生きていきたいものです。

セリフも吹き替えもないけれど……

©︎Universal Studios

『レ・ミゼラブル』(2012)はセリフがほぼなく、歌となっており、吹き替えがありません。

95%以上が歌であり、全て英語。

しかし、その歌こそが『レ・ミゼラブル』(2012)の魅力であり、大きな見どころとなっているので、ミュージカルが苦手な人には敬遠されそうですが、苦手な人にもぜひ観ていただきたい!

それくらい面白い映画になっているし、出演者の歌唱力が素晴らしいからです。

もう圧倒的といっていいほどであり、惚れ惚れすること間違いないですね。

特にファンティーヌ役のアン・ハサウェイは圧巻!

彼女の演技力と歌唱力は群を抜いており、さすが助演女優賞を2つも獲っただけのことはあります。

『レ・ミゼラブル』(2012)は出演者の歌声をお楽しみください!

魅力的な音楽

©︎Universal Studios

『レ・ミゼラブル』(2012)は魅力的で壮大な音楽に彩られました。

そのなかでも聞いていただきたいのが『民衆の歌』。

自由を歌うかのような大合唱は壮大で聞いていると勇気や希望がわいてきます。

ラストで流れる『民衆の歌』は本当に感動的。

ぜひ聞いてみてください。



『レ・ミゼラブル』(2012)の映画と小説の違い

©︎Universal Studios

ここでは2012年に公開された 映画版『レ・ミゼラブル』と小説の違いについて解説します。

映画版『レ・ミゼラブル』(2012)はミュージカル化されたものを映画化していますが、そこまでの違いはありません。

ただ、細かなエピソードが変えられていたり、登場人物の個々のエピソードなどはだいぶカットされています。

あれだけの長い物語を映画やミュージカルの尺に収めようとすると、やはりカットしなければ収まり切らないでしょうね。

もし、カットしなかったら1日かかってしまうのではないかと。

必要なところをピックアップしたという感じですが、決して内容が薄っぺらくなったとかつまらないといったことはありません。

面白いし、『レ・ミゼラブル』の世界観を十分味わうことができます。

『レ・ミゼラブル』(2012)の評価・レビュー

©︎Universal Studios

『レ・ミゼラブル』(2012)の評価・レビューを紹介します。

レビューサイトでのレビューをいくつかまとめると、

「何回も感動させられる素晴らしい映画でした!」

「泣ける、ただただ泣ける。これほど心揺さぶられる映画には出会えるだろうか。」

「とにかく圧倒圧巻。すべて歌で繋がれていくストーリーがなんてパワフル。」

などの「泣ける。感動する」という絶賛の評価が多数!

低評価なレビューとしては「長すぎる。歌が多い」という声がありました。

セリフがなく、全編を通して歌うとなると、やはり受け付けない人も出てきてしまうようです。

3つの映画レビューサイトの平均点数は5点満点中4.1と高評価。

個人的には4.5をあげていい作品だと思います。

『レ・ミゼラブル』(2012)のまとめ

©︎Universal Studios

愛、革命、尊厳、希望、自由、勇気など多くのテーマで描く壮大なストーリーの『レ・ミゼラブル』。

ストーリーだけでなく、豪華なセットや音楽も魅力的になっています。

特に出演者の圧倒的な歌唱力は本当に素晴らしかった!

私は『レ・ミゼラブル』を観るまでは、ミュージカル映画を観なかったのですが、本作をきっかけにミュージカル映画をよく観るようになりました。

ミュージカル映画としても人間ドラマとしても最高だった『レ・ミゼラブル』。

きっとお気に入りの映画のひとつになるはずです!

ヴィクトル・ユーゴーの小説版もおすすめ!




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