おすすめの恋愛映画【洋画】20選！素敵なラブストーリーを観よう

恋愛。それは人生のちょっとしたスパイス。

楽しく幸せな時もあれば、辛くて切なくて悲しい時もある。

誰かを愛し、愛されるというのはとても素晴らしいことです。

そこで本記事では「恋愛」をテーマにおすすめの恋愛映画【洋画】20選を紹介していきます。

不倫、純愛、ミュージカル、人間以外との恋まであらゆる愛のカタチを集めてみました！

※作品情報のレビュー平均点数は映画.com、Yahoo!映画、Filmarksの3つの映画レビューサイトの平均点数を表示しています。

おすすめの恋愛映画【洋画】20選！

 

『タイタニック』(1997)

もはや紹介するまでもない不朽の名作ですね。1912年に実際に起きた豪華客船タイタニック号の沈没事故を題材にしたラブロマンス・パニック映画です。

貧しい絵描きの青年、ジャック・ドーソンと上流階級の令嬢、ローズがタイタニック号で出会い、身分の違いを乗り越えて愛し合うラブストーリー。前半はラブストーリーになっていますが、後半は緊迫感のあるパニック映画へ。

ラストは悲劇的な局面になったりと、感情が大きく揺さぶられる映画です。上映時間が3時間ほどありますが、あっという間。アカデミー賞では、作品賞をはじめ11部門を受賞しました。

 

『君に読む物語』(2004)

こちらも恋愛映画としては名作。全米で600万部を突破したベストセラーを原作にした映画です。名家の娘、アリーは夏の休暇先で地元の青年ノアと出会い、惹かれ合ったが、アリーの両親の反対で離れ離れに。

やがてノアは戦争へ、アリーは裕福な弁護士の男、ロンと婚約するが……。老人になってもパートナーが記憶を失っても(認知症になっても)、全身全霊をかけて愛し続ける姿は本当に素敵ですし、あたたかい涙を誘います。

ぜひ一度は観ていただきたい純愛映画です。ライアン・ゴズリングとレイチェル・マクアダムスのナイスカップルにも注目。

 

『シェイプオブウォーター』(2017)

声が出せない(発話障害)の女性と半魚人(異形の生物)との恋を描いたラブストーリー。機密機関「航空宇宙研究センター」で清掃員として働いているイライザはある日、異形の生物と施設内で出会う。

やがて2人は手話を通して意思疎通をはじめ、惹かれあっていくが……。人間同士の恋ではないですが、感情移入できる恋愛映画になっています。冒頭から幻想的な世界観を描き出し、ストーリーもおもしろく最後まで目が離せません。

ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞、アカデミー賞では作品賞を含む4部門受賞、ゴールデングローブ賞でも2部門を受賞するなど、数々の映画賞を受賞しました。

 

『(500)日のサマー』(2009)

運命を信じるトムと運命を信じないサマーの500日を描いたラブストーリー。グリーティングカード会社で働いているトムは、ある日、秘書として会社にきたサマーに一目惚れ。

エレベーターで乗り合わせたことをきっかけに知り合い、トムはサマーに告白するが、「真剣に誰かと付き合う気はない」と言われてしまう……。小悪魔的な魅力でトムを振り回し、翻弄していくサマー。そんな自由奔放な彼女が魅力的な映画になっています。

とても演出や構成が凝っていておもしろいので、そこにも注目してみてください。ブレイクスルー脚本賞など脚本で多くの映画賞を受賞しています。

 

『アバウト・タイム～愛おしい時間について～』(2013)

過去にタイムトラベルできる能力をもった青年が自分と家族の人生を素晴らしいものにしていこうとするストーリー。ティムは21歳の誕生日、父からこの家に生まれた男たちにはタイムトラベル能力があることを知らされる。

恋人をゲットしようとタイムトラベルを繰り返していたティムはある日、メアリーという女の子に出会って……。アバウト・タイムを観終わるととてもほっこりとした温かい気持ちになると同時に、一日一日を大切に生きていこうという気持ちになります。

「私たちの人生も同じよ。いろんな天気があるわ。楽しんで！」といった素敵なセリフがたくさんあるので、ぜひセリフにも注目してください。

 

『アデル、ブルーは熱い色』(2013)

カンヌ国際映画祭で最高賞であるパルム・ドールに輝いたフランスの映画。女性同士の恋愛、レズビアンを描いた恋愛映画となっています。

フランス映画らしい芸術的な映画であり、かなり過激かつ官能的なシーンもありますが、それすら芸術的に仕上がっています。同性同士ではありますが、もちろん恋愛映画としてもおすすめ。「恋は性の垣根を越える。幸せならそれでいい、本物の恋なら。明日死んだってかまわない」というセリフが印象的。

特別にパルム・ドールを受賞した主演レア・セドゥとアデル・エグザルホプロスの心を揺さぶる名演技にも注目です。上映時間3時間という大作！

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『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』(2012)

18世紀のデンマーク王室を舞台にした映画で、デンマーク王室で実際に起きた王妃の不倫というスキャンダルな事件を扱った歴史エンターテイメントです。

デンマーク国王クリスチャン7世のもとに侍医としてやって来たヨハン・フリードリヒ・ストルーエンセが王妃のカロリーネと不倫関係になり、政治改革を進めていくが……というストーリー。

王室の不倫だけでなく、王太后など側近たちによる陰謀と計略、各々の欲望が渦を巻く、かなり重厚なヒューマンドラマになっていて最後まで目が離せません。本国のデンマークでは7ヵ月に渡るロングランを記録し、ベルリン国際映画祭では脚本賞と銀熊賞を受賞しました。

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『ラ・ラ・ランド』(2016)

女優を目指すミアとピアニストのセバスチャン(セブ)との恋愛を描いた極上の恋愛ミュージカル映画。ミアとセブの成長と恋を描いていきます。オーディションに落ちてばかりのミアはある日、場末の店でセブというピアニストに出会う。

やがて2人は恋に落ち、互いの夢を応援しながら追いかけるが……。高速道路で人々が一斉に踊り出し、『Another day of Sun』を歌う冒頭のシーンは圧巻！

その他にも素敵な楽曲やミュージカルシーン(ダンス)がたくさんあり、音楽の面でも聞いていて飽きません。ゴールデングローブ賞で7部門、アカデミー賞で6部門受賞するなど数々の映画賞を受賞しました。

 

『her／世界でひとつの彼女』(2013)

人工知能AIと恋をする異色のラブストーリー。近未来のロサンゼルスで代筆ライターをしているセオドアはある日、人工知能(OS)をインストールすると、サマンサと名乗る女性の声が。

AIとは思えない人格をもったサマンサにセオドアは惹かれていくが……。もしかしたら近い将来こんなことが起こりうるかもしれないと思わせる映画です。サマンサはAIなので、肉体がなく、あるのは声だけ。

本作を観る前はAIと恋をするのはおかしいと思っていましたが、観終わったあとはとてもリアルにあることだと感じてしまいました。声だけでローマ映画祭最優秀女優賞を受賞したスカーレット・ヨハンソンに注目！

 

『きっと、星のせいじゃない。』(2014)

難病を患ってしまったティーンエイジャーの青春ラブストーリー。末期ガンを患ったヘイゼルは、ある日、ガン患者の集まりで骨肉腫で義足になってしまった青年ガスと出会う。

ヘイゼルとガスは惹かれ合い、作家であるヴァン・ホーテンに会うためアムステルダムへ旅行に行ったりするが……。「難病」「死」をテーマにしている作品ですが、こういったテーマにありがちな泣かせよう！という感じはしません。

しかし、とても心温まるストーリーになっていて、結果的に泣けてしまいます。素敵なセリフが多かったのも印象的。映画批評家からも絶賛されたラブストーリーです。

 

『世界一キライなあなたに』(2016)

事故で車椅子生活を送ることになった青年との恋を描く。仕事を探していたルーはバイクにはねられて首から下が動かせなくなったウィルの介護兼話し相手として職を得る。

初めは心を閉ざしていたウィルであったが、明るく気さくなルーと接するうちに心を開き始めるが、彼は重大な決心をしていた……。ラブストーリーであると同時に考えさせられる映画にもなっています。

本作の結末については、多くの障害者活動家やレビューアーから非難の声が寄せられたそうですが、こういう終わり方もありなのではないかと。賛否両論ある映画かもしれません。

 

『美女と野獣』(2017)

ディズニーの名作アニメーション映画の実写化作品。魔女の呪いにより野獣に姿を変えられてしまった王子と読書好きな村の女性との恋を描いたファンタジー・ラブストーリーです。

オルゴールを売りにいった父、モーリスの危険を察知したベルは馬に乗ってお城へ。そのお城でベルは野獣と出会う。原作がディズニーの名作アニメというだけあって恋愛映画としてだけでなく、エンターテイメント作品としてもおもしろい映画になっています。

特にミュージカルシーンは心から楽しめます。アリアナ・グランデとジョン・レジェンドが歌う主題歌も素敵なのでぜひ聞いてください！

 

『あと１センチの恋』(2014)

友達以上、恋人未満の幼馴染みのすれ違う恋を描いたラブストーリー。ロージーとアレックスは６歳の頃から親友で恋人未満のまま成長していく。

高校卒業のパーティーでロージーはクラスメイトと関係を持ち、妊娠。アレックスと大学に進学する夢を諦めてしまう……。お互いに意識しながらも、すれ違ってばかりで一緒になれない2人。

そんな関係がもどかしく、切なくもあります。大切なこと、好きな気持ちは素直に言葉にして伝えなければいけないのかもしれませんね。全体的に映像や音楽がオシャレになっている映画です。

 

『ウォーム・ボディーズ』(2013)

ゾンビが人間の女性に恋をする異色のラブストーリー。伝染病によりゾンビになってしまった者たちと生き残った人間たち。人間はゾンビを駆逐しようと日々戦っていた。

そんなある日、ゾンビのRは人間を襲った時にジュリーという美女に惹かれてしまう。彼は彼女を救うが……。ゾンビと人間が恋する一風変わったゾンビ・ラブロマンスです。

恋愛映画のキュンとなるような甘美さとゾンビ映画のハラハラするアクションが組み合わさっていて、そこがおもしろさのポイントです。普通の恋愛映画ではなく、ちょっと変わったラブストーリーが観たい人におすすめ。

 

『ブルーバレンタイン』(2010)

ある夫婦の出会い、結婚、別れまでを描くストーリー。ディーンとシンディーの現在と過去を交互に描きながら進展していきます。看護師として働くシンディーと朝から酒を飲むペンキ塗りのディーン。かつて2人は愛し合っていたが……。

出会った頃のトキメキや甘いシーンと対比して描かれる壊れかけた現在の関係を見るとブルーな気持ちに。きっと本作を観た多くのカップルは「今は幸せだけど、こんな風に終わりを迎えてしまうのかな……」なんて思ってしまうはず。

甘いラブストーリーもいいですが、時にはブルーになってしまう現実的なラブストーリーもいかがでしょうか。

 

『コールドマウンテン』(2003)

1864年の南北戦争を舞台にし、戦争によって離れてしまった2人の男女を描いた映画。戦場から脱走し、愛する人が待つ故郷のコールドマウンテンへ帰還しようとするラブストーリーになっています。

負傷したインマンは戦場から脱走し、500km離れたコールドマウンテンに向かうため歩き出す。一方、エイダはインマンと再び会えることを心待ちにしながら、厳しい日々を過ごしていく。

コールドマウンテンに行くまでには様々な試練が待ち受けているのですが、インマンは「愛する人と再会するため」に耐え抜いていきます。愛の偉大さが分かる大人の純愛ラブストーリー。

 

『ゴースト/ニューヨークの幻』(1990)

幽霊になってしまった主人公が恋人を救うファンタジー・ラブストーリー。銀行員であるサムは恋人のモリーと過ごしていたが、ある日、暴漢に襲われてしまい命を落としてしまう。

幽霊になってしまったサムはモリーの前に現れるが、モリーは気づかない。ある日、モリーの留守中、1人の男が侵入してきて……。ファンタジー・ラブストーリーとしては名作なので、ぜひ一度は観ていただきたい作品です。

主人公が幽霊というだけでユニークな設定ですが、他にもユニークなアイデアがつまっているので注目。切なくも温かい映画です。

 

『50回目のファーストキス』(2004)

事故により記憶が1日しかもたない記憶障害の女性と水族館で働く獣医師のプレイボーイとの恋を描いたラブ・コメディ映画。水族館で働く獣医師のヘンリーはある日、カフェでルーシーという女性に出会い、一目惚れ。

ヘンリーはルーシーにアタックするが、彼女は事故により記憶障害を負っていた……。笑えるシーンもあり、キュンとするような愛を感じられるシーンもあったりと多くの魅力がある映画です。

濃いキャラクターが登場するのも注目ポイント。この作品は福田雄一監督によって2018年にリメイクされているので、ぜひそちらも観てみてください！

 

『マディソン郡の橋』(1995)

田舎の主婦と中年カメラマンのたった4日間の恋を描いた大人のラブストーリー。大人のラブストーリーと言えば、ロマンティックな感じで聞こえはいいですが、実際は不倫を描いた作品です。

夫と子供が外出し、4日間一人で過ごすことになったフランチェスカ。そこへ橋を探しているプロカメラマンのロバートと出会い恋に落ちてしまう。不倫をテーマにした映画なので、賛否両論分かれる作品です。

しかし、平凡な主婦が「女」を取り戻し、キレイになっていく姿は恋の素晴らしさを感じます。クリント・イーストウッドのダンディーな演技にも注目。

 

『パッセンジャー』(2016)

宇宙船の中でたった2人のSFラブストーリー。5000人の乗客乗員を乗せた超大型宇宙船アヴァロン号で、冬眠ポッドの故障によりジムだけが目覚めてしまう。

目的の惑星に辿り着くまであと約90年。１年後のある日、ジムは冬眠ポッドで眠るオーロラに一目惚れしてしまうのだが……。ジムとオーロラが惹かれあっていく姿は、大人の官能的なシーンもあって美しいです。

緊迫した展開もあり、宇宙版タイタニックと言われることも。宇宙船のシステムや宇宙空間の映像がキレイなのですが、オーロラ役のジェニファー・ローレンスもキレイなので注目！

 

おすすめの恋愛映画【洋画】のまとめ

 

おすすめの恋愛映画【洋画】20選を紹介しました。

気になった作品や観ていなかった作品はありましたか。

洋画は人間との恋だけでなく、AI、ゾンビ、異形の生物など様々なジャンルがあるのでおもしろいですね。

愛のカタチをいろいろ集めてきたので、たくさんの恋愛にふれてみてください！